美術とデザインの三年制美術学校(東京都杉並)様々なカリキュラムで美術とデザインを学びます。デザイナー、クリエーター、イラストレーター、アーティスト、作家など様々な分野へのアプローチをサポートします。このサイトはRSS配信を行っております。
写真工房ではモノクロ暗室、カラー暗室、撮影用のスタジオを管理しています。1年生の画像演習の授業を取るとモノクロ暗室のライセンスが取得できます。主に前期中は1年生で大にぎわい、後期になると写真をメインに制作している学生が多く出入りします。暗い中で自分が撮影した画像が浮かびあがるのを見る感動は経験した人にしかわかりません。慣れないと失敗もありますが、それも写真制作の醍醐味です。ドキドキ、ワクワク、時にハラハラしながら作品が仕上がる何ともスリリングな工房です。
・・新着情報・・
この春、写真工房ではスタッフや学生が共に、交流校である英国のノーリッチ美術デザイン大学内で展示を開催してまいりました。それとほぼ同時期に米国/カリフォルニア州立大学、英国/ノーリッチ美術デザイン大学とアサビの3校がロンドンにて「EVOLUTION」という、版画や写真などの複製できる平面の作品集の展示を開催いたしました。
この10月には工房管理の富樫がノーリッチで展示した作品や「EVOLUTION」での作品群が人形町Vision'sに並びます。芸術の秋のシーズンに風情ある人形町にどうか足をお運び下さい。きっとあなたの視覚も味覚も満たすはずです。
・・写真工房の特徴・・
【モノクロ暗室】
撮影済みのモノクロフィルムを現像、プリントします。現像時とプリント時にそれぞれ薬品を使いますので肌が極端に弱い人や暗闇恐怖症の人は暗室作業は要注意!ですが、自身で撮影した風景が細かい粒子によって形作られ、浮かびあがる様は一見の価値ありです。
【カラー暗室】
モノクロ暗室よりもさらに暗いです。まさに暗闇の中で手探りの作業。慣れてくるとほんの僅かな光でも印画紙が感光するのではと、気になって仕方がありません。現像済みのフィルムを使用し、シアン・マゼンタ・イエローのフィルターの組み合わせを駆使して自分だけのオリジナルのカラープリントが制作できます。
【スタジオ】
高い天井とライティングセットはまるで、プロのスタジオのようです。ここでは人物や立体、平面作品の撮影を行います。ライセンスを取得して機材を正しく使用出来れば、科やコースは関係なくスタジオでの撮影が可能になります。併設されているMacと周辺機器で取り込んだ画像をすぐに加工やプリントアウトができるようになっています。
・・写真工房の使用規定・・
暗室、スタジオはライセンスを取得した人が使用できる施設です。
モノクロ暗室のライセンスは1年の画像演習を受けることで取得できます。
カラー暗室とスタジオはそれぞれライセンス取得のための講習会を設けています。カラー暗室では、機材や薬品の使用方法、清掃の手順をしっかり覚えてもらいます。スタジオでは初級、中級とライセンスのレベルがあり、使える機材もレベル別に違ってきますので、やはりこちらもしっかり使用方法を覚えてもらいます。
いずれの施設も使用方法を間違えると危険を伴いますので授業や講習をしっかり受けて、理解してもらった上でライセンスを取得し、施設の予約をすることで初めて使用可能となりますが、月〜土の授業がない時間帯を選んで使用してもらいます。
・・富樫さんからのメッセージ・・
使い勝手の良い工房を目指すには管理が行き届いてる事と、学生と管理スタッフとのコミュニケーションがしっかり出来ている事に尽きると思っています。お互いが気持ちよく施設に携わるためには、カラー暗室やスタジオの使用者には事前に使用書を書いてもらい、必ず管理スタッフに渡すようにしてもらいます。このひと手間があることで、誰がどんな作業をするのかを管理側が把握できますし、たとえ何か破損してしまっても正直に言ってもらうことで、修理にすぐ回したり、ストックを用意したりと、迅速にフォローの態勢を取ることが可能になります。そうゆう中で信頼関係が自然と築かれていければいいなと、日々思っています。
2007.08.22