2008年度 FA科 卒業制作 表示
- Kobayashi sensei
荒木 舞子
h1620×w1305mm
カンヴァス、アキーラ、オイルパステル
私と他者の関係、そこに生まれる人と人のコミュニケーションは人間の感性に微妙な距離感をもたらす。人間は目、鼻、口、髪型、服装などの外徴を有し、内側は心と称される精神世界を有している。知り合った人々の固有のドラマを色彩や形態に託して表現した作品。
- 渦
本橋 里美
h1620×w1300mm
カンヴァス、アクリル
液体ゆえに固定した形態を持たない水、渦巻く水、漂う水、滴る水、流れる水、そして燃える水、様々な水の姿態を借りて、人間の生き様や精神世界の有様を象徴するように、補色の色彩を使用しながら記号的要素も取り入れて制作された作品。
- 恋する身体 ?
中川 彩
h1450×w1450mm
カンヴァス、油彩
近代から現代にかけて女性の存在が確立した時代。そのような現代社会に生きる女性の性(さが)はどのようなものなのだろう。人間の特別の欲望である恋愛をテーマに激しさを象徴するレッドをメインに、その裏にある冷静さを目の回りのグリーンで表現した作品。
- mystic
鷹觜 玉青
h530×w455mm
カンヴァス、油彩、アクリル
タイトルが示すmysticは「神秘的、超自然的」を表す。現実の二人の人間の横顔がスプレーガンを使用せず、筆のみで丁寧に描いている。手を唇にかざしたり、舌を出している横顔に私達はエロスを感じ、現実を描いていながらも超越的な彼岸の「もう一つの世界」を感じざるにはいられない作品。
- untitled
滝上 沙瑛子
h1620mm×w1303mm
カンヴァス、アクリル、油彩
どんよりとした雲が広がる風景のなかで、溶け出すように見える地平面。まるで、そのまま地面が地獄に堕ちていくように見える。直接、風景を描いているわけではないが、荒涼とした「死」の風景を連想させるモノクロームの色彩の世界。上下二っに分けて描き方を変えているために不思議な空間が作られた作品。