

- 松
新浜 美幸
総合演習/500×650mm/色ラシャ紙、コンテ
この授業では学校を出て、新宿御苑で3日間にわたり自然物をスケッチすることが課されます。用意されたモチーフではなく、自然の持つ形態、質感、色彩の何に惹かれるのか、そこに各自の感性と創作の方向性を再確認します。作者は折れ曲がる枝、細い葉、垂直に立つ新芽に形の対比を感じ取っています。
- 人物デッサン
加藤 遥
デッサン基礎/650×500mm/画用紙
見た目の影に惑わされず「線」を効果的に使ったデッサン。制作時間は120分、木炭紙サイズの紙にHBの鉛筆。バランスのとれた構図で、人物と椅子のプロポーションが秩序ある奥行き(空間)を組み立てている。美術解剖学の知識をベースに「線」の出入りを上手に使い、ボリューム感も良く表現できている。
- アサビ周辺の地図
池永 詩織
デジタル基礎演習/A4プリント出力/Illustrator
自分たちが通うアサビ周辺の地図を自由に作成するとい課題で、地図=平面ということにとらわれずに、地下鉄での通学を意識して表現できている。アプリケーションを使う技術の評価も高い。
- エクィヴァレント(等価)
金子 聡美
画像演習/h200×w250mm/六つ切り印画紙
写真は客観的に物や風景を映し出す。しかし、実は自己の内部の象徴的な光景の投影として、客観性の上に重ね合わせることで、主観的に撮影することが可能である。このことが写真が絵画から独立する第一歩であった。自己の精神と等価(エクィヴァレント)である物や光景を撮影して見よう。
- 座具ー合板
土田 恵
空間演習/h850×w1650×d650mm/ラワン合板
薄い合板が体全体の形状に合わせてゆがみ、全体を優しくつつみます。座面は1枚の板を切り込み束ねただけ。そんなシンプルな構造でありながらそっと、かつしっかり支える構造体です。
- liverary ライブラリ
鈴木 沙織
視覚デザイン基礎/h257×w160mm/雑誌、付録
自分に関するものごとをテーマに小冊子を企画、編集、デザインする課題「わたしの雑誌」で、音楽をテーマに、ライブに行く楽しみを伝える雑誌を制作。自分で取材したライブレポートやライブグッズ特集を中心に情報を編集し、Tシャツ型カードの付録を付けたBOXパッケージにもこだわり、完成度の高い作品に仕上がった。
- 過ぎていく夏
長沼 瞳
絵画表現基礎/キャンバスF50号
「修了制作」は自由制作というより「自主企画制作」です。テーマを自分で決め、自分に課題を出すことです。この作品は誰しもが経験したことがある、過ぎ去った「夏休み」の現実か夢か判断しがたい白昼夢のようなあやしい感覚。過ぎて行くのに止まって欲しい夏の時間。人々の夏の共感覚を表現した作品。
- What a Wonderful Life!
岡 美範
メディアデザイン基礎/アニメーション 2分
一軒家に引っ越して来た若い二人の楽しい日々を軽快な音楽に合わせて描いたPV風のコミカルな作品。パステル調の色彩が印象的なショート・クリップ。
- My Chair
吉沢 翔
スペースデザイン基礎/h2140×sh1090×w410×d440mm/松材
1年生と2年生の共通合同課題。My Chairといったテーマで椅子を制作しました。私の椅子に対する夢をつきつめれば、第3者に対しても共感してもらえるものとなります。この作品は風や空間を感じたいという思いを形にしました。
- 誕生
尹 相淑
イメージクリエイション基礎/h1570×w850×d960mm/布、パンヤ
人体がいくつも結合した異形が中空にぶら下がっている。作品の元になったイメージは、ある結合双生児の画像だそうだ。布の配列や配色、丁寧な縫製によって形態の異形さは、柔らかなでやさしいイメージに変更され、出産、母性、親子の対話など生産の象徴に向かって開かれ、完成度の高い作品となっている。
