美術とデザインの三年制美術学校(東京都杉並)様々なカリキュラムで美術とデザインを学びます。デザイナー、クリエーター、イラストレーター、アーティスト、作家など様々な分野へのアプローチをサポートします。このサイトはRSS配信を行っております。
作品作りは恋愛と同じ。他のことは見えなくなる。
さとう かよさん Kayo Sato
現代芸術作家
2001年、阿佐ヶ谷美術専門学校イメージクリエイション科卒
都立 鷺宮高等学校卒業
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いま、どんな仕事をされているのですか?・・
創作の原点は、夢に出てきたものです。自分が見た夢の話を誰かにした場合、その夢が面白くても、ほとんどが「ふーん」で終わってしまいます。ところがその夢をカタチあるものにすると、話とはまた違った"奇妙な関心"が伝わる場合がある。そこで私はヌイグルミをモチーフにして、解体したりつなぎ合わせたり、再構築化する作品を作っているのです。「可愛いいけど、ちょっと怖い。可愛いけど、不気味な世界」という評価が多いですね。
・・当初から、ヌイグルミを使っていたのですか?・・
高校生のとき、純粋に美術の中で着グルミを着てみたいという欲求が高まりました。着グルミの作り方など誰も教えてくれないので、としまえんの着グルミ劇団などを参考に分析。しかし、オーバーオールを着たライオンなど、自分の感覚とはまったくかけ離れたものでした。その後、こんどはヌイグルミに着目し、小麦粉とパン粉をつけ油で揚げた「揚げグルミ」という作品を制作。家のキッチンで制作したので母には怒られましたが、こんがりキツネ色に仕上がりました。猫のヌイグルミに自分の歯形の入れ歯を組み込んだ「入れ歯のねこ」という作品もつくりました。
・・服飾ブランドの仕事も行っていると聞きました・・
現在も、異なるパーツをつなぎ合わせて1つの作品をつくるという手法は一貫しています。こうした作家活動と並行して、去年から「stof」という服飾ブランドの仕事も行っています。私の作品をネットで見たオーナーが連絡をしてきて、最初はコラボレーションというカタチで、現在は中に入ってbedsidedrama(ベットサイドドラマ)というレディスブランドを立ち上げました。このブランドの「目覚めた瞬間のまどろんだ時間を閉じ込めたような服作り」というテーマは、自分の作品を作る原点に感じています。雑誌のアート&デザインワークやウィンドウディスプレイなどを中心に様々な仕事に携わっています。
・・後輩たちへのメッセージをお願いします・・
その他にも、クリアファイルの両面に絵を描き中の紙を引き抜くと1つのイラストになる作品を描いたり、音楽&映像ユニット「hollow」のメンバーとして活動したり。いろんなことに手を出していますが、すべて美術作品づくりに還元できると考えています。アサビのイメクリ時代、私は自分の作品をつくる楽しさを学びました。いまも作品づくりには、恋愛のようにのめりこんでしまう。学生のみなさんも、やる前から躊躇せずにいろんなことに挑戦してみてください。
【HP】
さとうかよ→http://www.kayotun.com/
stof→http://www.stof.org/
hollow→http://forestable.com/
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