美術とデザインの三年制美術学校(東京都杉並)様々なカリキュラムで美術とデザインを学びます。デザイナー、クリエーター、イラストレーター、アーティスト、作家など様々な分野へのアプローチをサポートします。このサイトはRSS配信を行っております。
今年の同学会は「"実験映像"のいま」と題し、6月7〜9日の3日間、京都精華大学にて開催されました。
その中で、8日午後に「Portland, Oregon 1931 -忘却の映画史とその美学再考-」という表題で、私の新作短編映画、"Portland, Oregon 1931"の上映発表とティーチ・インを行ないました。実験映画やホームムービーを映画史の中で再考・再検証するシリーズ・ワークを制作している作家として、今回は30年代の日系アメリカ人が残したフィルムをもとに、当時のカメラを所有した者に要請される意識を顕在化させる発表を行いました。
質疑応答では、オリジナルの映像に加えられた制作者の恣意的操作について問われたり、時代を経て再現されるイメージの受容の変化について問われる等、興味深い意見・質問を頂き、今後の論考と作品制作の大きな助力を得ました。
また、大会シンポジウムに参加するために来日した、以前より面識のあったドイツや韓国、クロアチアの映画祭ディレクターらとも再会を果たし、意見交換が出来た事も非常に有意義で刺激的な機会となりました。
(時空デザイン科 科長:末岡一郎)
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写真左から
PO31:作品「Portland, Oregon 1931」
会場:会場風景