美術とデザインの三年制美術学校(東京都杉並)様々なカリキュラムで美術とデザインを学びます。デザイナー、クリエーター、イラストレーター、アーティスト、作家など様々な分野へのアプローチをサポートします。このサイトはRSS配信を行っております。
「視覚デザインベーシック1」の授業では毎年、印刷の基礎知識を学ぶ一環として、印刷博物館で活版印刷体験をおこないます。今年も、5月19日と6月1日に、印刷博物館で活版印刷体験実習をしてきました。
「活版印刷」とは凸版印刷の一種で、活字を使った印刷方法です。実習では、アルファベットの活字を一字一字拾って短い英文を組み、ADANAという小さい印刷機で印刷する体験をしました。わずかな文字数ですが、くっきりと美しく印刷された文字に、みんな感動していました。
そのほかに、凹版印刷と平版印刷の原理を学ぶために、代表の学生が絵を描いてそれぞれの版をつくり印刷する体験も。壁際にぎっしり並んだ活字や、昔の印刷機、印刷見本、常設展示などを見、印刷の歴史を学ぶよい機会となりました。
デジタル化が進む現代ですが、古来からの情報伝達手段である印刷の歴史・原理・知識を学ぶことで、様々なビジュアル・コミュニケーションの仕組みを考えることが授業の目的です。
また、「空海からのおくりもの―高野山の書庫の扉をひらく」展、「グラフィックトライアル2011」展も同時開催しており、充実した校外授業でした。