阿佐ヶ谷美術専門学校

美術とデザインの三年制美術学校(東京都杉並)様々なカリキュラムで美術とデザインを学びます。デザイナー、クリエーター、イラストレーター、アーティスト、作家など様々な分野へのアプローチをサポートします。このサイトはRSS配信を行っております。

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Vol.11 谷本 里奈 表示

谷本さん顔写真
コミュニケーション能力を磨くこと
これはデザインの仕事に不可欠な要素だと思います


谷本 里奈
Rina Tanimoto
エディトリアルデザイナー


【プロフィール】
1971年 東京生まれ
1990年 都立武蔵ヶ丘高等学校卒業
1993年 阿佐ヶ谷美術専門学校デザイン科(ビジュアルデザイン専攻)卒業
同年、株式会社エステムにアシスタントデザイナーとして入社
同社は、広範な出版事業を展開する日経BP社の雑誌や書籍、ムックなどのエディトリアルデザインを中心に幅広い業務を展開。谷本さんは、現在、「日経デザイン」と「日経ドラッグインフォメーション」のエディトリアルデザインを担当。その他、「日登美さんちの4人のこども」「赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法2」(ともにエクスナレッジムック)などの書籍デザインも行う。


【以下の写真をクリックすると大きな画像が見られます】

作品1 作品2
谷本さんが手がけた主な仕事「NIKKEI DESIGN」


 都心ながらお寺など古い街並みも残る、港区南麻布2丁目。古川橋の交差点からほど近い場所に、雑誌や書籍のエディトリアルデザインを手がける株式会社エステムがある。同社では、日経BP社の「日経デザイン」「日経ビジネス」「日経ビジネス アソシエ」などのデザインを中心に、幅広い業務を展開している。谷本里奈さんはこのエステムのエディトリアルデザイナーとして、入社以来、精力的な活躍を続けている。

「父親がカメラマンということもあり、自然に編集やデザインの仕事に興味を持ち始めました。中学・高校の頃にはTMネットワークなど、コンピュータを駆使した音楽が好きになり、いろんな音楽雑誌を愛読。また、NHKで本当に初期のコンピュ ータ・グラフィックスを紹介する番組を見て、カルチャーショックを受けました。これからはコンピュータを使ったデザインの時代だと感じ、いち早くコンピュータの授業を始めていたアサビに入学しました」

 アサビの学生時代は、とにかくすべてが面白かったという谷本さん。その中でも3年生のときのエディトリアル・ゼミでの"1冊の雑誌を作る"という課題が、一番印象に残っているという。「先生から特別な指示はなく、とにかく自分で自由に作れたこと。編集からレイアウト、デザイン、そして印刷まで、雑誌づくりのトータルなプロセスを学ぶことができたので、もちろん現在の仕事にも役立っている」と谷本さんは強調する。

 卒業を控え、音楽が好きだった谷本さんは、雑誌デザインかCDジャケットのデザインを手がける仕事に方向を絞っていった。デザイン事務所などに見学に行ったが、希望する会社とはなかなか巡りあえない。「そんな中、アサビの卒業制作展の会場で、同級生(韓国からの留学生)が知り合いの方を紹介してくれたんです。その人がエステムのアートディレクターでした。それが縁で入社することができ現在に至っています」

 最後に、谷本さんに後輩へのメッセージをお聞きした。「コンピュータさえあればデザインができてしまうような時代ですが、やはり付加価値を持ったデザインをつくるには、コミュニケーションが重要です。私たちはプロとして制約のある中で、常に編集者とコミュニケーションを重ねながら仕事を進めています。学生の皆さんもデザインに興味のある友だち同士で、お互いにコミュニケーション能力を磨き、的確に伝えること、様々なことに気づくことを心がけてください」

2008.05.17







 

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