美術とデザインの三年制美術学校(東京都杉並)様々なカリキュラムで美術とデザインを学びます。デザイナー、クリエーター、イラストレーター、アーティスト、作家など様々な分野へのアプローチをサポートします。このサイトはRSS配信を行っております。

空想すること、想像することが、創作の源泉
これからも、自分らしいオリジナルな作品を創り続けたい
五野 マサヒロ
Masahiro Gono
アーティスト&コンセプトデザイナー
【プロフィール】
1963年 東京生まれ
1982年 森村学園高等部卒業
1985年 阿佐ヶ谷美術専門学校デザイン科卒業
1996年 広告代理店勤務後、デザイン会社 ハドウインクルードを設立
ライフワークであるサーフィンを通してインスパイアされた、ハワイや自然をテーマにしたグラフィック、オブジェ、壁画などを創作
2005年 白金台瑞聖寺 達磨堂ギャラリーにて個展開催
PHOTO IMAGING EXPO 2005 キヤノンブースにて作品展示「ALOHA SOUL MAP」
高円寺パンケーキ専門店「パンケーキデイズ」イメージコンセプト&アートプロデュース
2006年 イエローハット キャラクターを企画制作
2007年 オリジナル絵本POP ROCK TOWN"GO GO! KEA"を自身の作品展で発表し、ストーリーの中のキャラクターを活かした作品を制作している。
【以下の写真をクリックすると大きな画像が見られます】

左より
「独自の世界観を創り上げていくのが、五野さんのスタイル」
「五野さんがコンセプトづくりから手がけた作品」
「イエローハット マスコット」
アーティストとして、コンセプトデザイナーとして、五野マサヒロさんはオリジナルな才能を駆使して幅広い活動を行っている。常にコンセプトづくりから関わり、キャラクター制作などのビジュアル展開まで行う一方、アート創作も続けているという。そこで主宰するアート&デザイン制作会社ハドウインクルードにうかがい、さまざまなお話をお聞きした。場所は港区白金台5丁目、プラチナ通りから少し入ったところである。
「ハドウインクルードの仕事は、デザイン事業とアート事業という2つの柱に分けられていますが、これはあくまでも便宜的な区分けに過ぎません。アートもデザインも、どちらも僕の個性と感性から生まれ、完成形に仕上げていくものですので、自分の中ではすべて同列の価値観をもった作品として捉えています。それよりも、僕はいかにして"創ることの楽しさ"を伝えられる仕事が行えるか、という部分を大切にしています」
五野さんは、単にクライアントからの依頼に応えるだけの企画・制作物やキャラクターデザインを行っているわけではない。そこには常にコンセプト・デザイン、ブランディング・デザインの考え方を基本に据えている。依頼された商品やサービスのもつ特徴を見極め、その付加価値を的確に高めるためのプランを構築していく。そのため五野さんは「商品のバックストーリー、つまりオリジナルな世界観を創り上げる仕事」と言い切る。
五野さんならではの世界観を具現化することで、すでにパンケーキ専門店「パンケーキデイズ」のイメージコンセプト&アートプロデュース、カー用品販売店「イエローハット」のマスコット・キャラクターなど、数多くの要望に応え続けている。それらはすべて、ユーザーへ楽しさや親近感を伝える素敵なビジュアルに仕上がっている。また、小学校でのライブペイントやお寺でのウォールペイントなど、アート関連でも創造することの楽しさを伝えている。
このような独自の方法論の確立には「アサビ時代の授業がとても役立っている」と語る五野さんに、後輩へのメッセージをお聞きした。「僕はもともと、空想をすることが大好きでした。誰の真似でもないオリジナルなアートやデザインには、そうした空想=想像力が不可欠だと思っています。学校にいる間に、まず自分が一番好きなものを見つけてください。そして将来の自分の姿(なりたい自分)を強く思い描きながら、夢を実現するための努力を続けていってほしいと思います」
2008.06.20