阿佐ヶ谷美術専門学校

美術とデザインの三年制美術学校(東京都杉並)様々なカリキュラムで美術とデザインを学びます。デザイナー、クリエーター、イラストレーター、アーティスト、作家など様々な分野へのアプローチをサポートします。このサイトはRSS配信を行っております。

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Vol.18 渡辺 健 表示

渡辺さん顔写真
企業や商品が発信する情報を的確に伝える
それが王子製紙デザインセンターの役割です。


渡辺健
Tsuyoshi Watanabe
アート・ディレクター


【プロフィール】
1956年 神奈川県生まれ。
1975年 茨城県立下妻第一高等学校卒業
1980年 阿佐ヶ谷美術専門学校ヴィジュアルデザイン科(現:視覚デザイン科)卒業
同年4月 パッケージデザインを専門とする杉デザイン研究所に入社
1983年1月 本州製紙株式会社にパッケージデザイナーとして入社
1996年 本州製紙株式会社と新王子製紙株式会社が合併、王子製紙株式会社に。
渡辺さんは同社デザインセンターのデザイナーとなる。
現在は、デザインセンターのアートディレクターとして、デザインに関する企画制作業務に携わる。クライアント企業などへのプレゼンテーションを行う一方で、グループ会社のデザイン業務も担当している。


【以下の写真をクリックすると大きな画像が見られます】

作品1 作品2

東京・銀座に本社を置く王子製紙は、創業1873年(明治6年)という長い歴史を持つ日本最大の製紙会社である。新聞用紙や出版・印刷用紙をはじめ、多種多様な紙を主要製品として取り扱っている大手企業だ。渡辺建さんはこの王子製紙の社員であり、現在、同社デザインセンターのアートディレクターとして、様々な商品の幅広いデザイン業務を担当している。

「実は、製紙会社でデザイン部門を持っているのは王子製紙だけです。その強みを活かしながら、多彩な仕事を行っています。IRをはじめ王子製紙自体のイメージの構築、王子製紙グループ企業のCIやBIなどのブランディング、パッケージデザイン、グラフィックデザイン、Webデザイン、展示会プロデュースなど、企業や商品の"顔創り"が私たちの仕事です」

紙の会社である王子製紙は、農水産物などを入れて運ぶための段ボール製作のニーズも多い。必然的に、渡辺さんにも段ボールケースを中心とする紙器などのデザイン制作依頼が多くなる。実はいま、渡辺さんの下にはアサビを卒業した3名の契約デザイナー(下記参照)がおり、渡辺さんをはじめとするディレクターの指示のもと、日々、斬新なデザインを生み出している。

「アサビ出身のデザイナーは男性一人、女性二人なのですが、非常に優秀な人が集まってくれて本当に助かっています。クライアントの要望を確実に具現化しながら、常により魅力的なデザインを提案できるためクライアントの評判が良く、デザインの決定率も高くなっています」と渡辺さん。それを裏づけるように、今年の"日本パッケージデザイン大賞"において2つの賞を受賞している。

最後に、渡辺さんに学生たちへのメッセージをお聞きした。「アサビの授業で生活に身近なパッケージデザインに興味を持ち、卒業後も一貫してパッケージデザインの仕事に携わってきました。継続して追求するだけの価値や面白さが、パッケージデザインにはあるのだと考えています。それから、私は来年で卒業30年になりますが、いまも同級生や先生たちと交流があります。そうした人と人の繋がりの部分も、アサビならではの魅力であると思っています。」


2009.09.29

作品写真左
渡辺さんがディレクションしたパッケージデザイン「日本パッケージデザイン大賞2009」受賞作品 【現在、王子製紙で活躍するアサビ出身のデザイナー】
鈴木暁貴さん〈2004年スペースデザイン科卒〉
朝妻典子さん〈2007年視覚デザイン科卒〉
小林由起子さん〈旧姓:木ノ下、2009年デザイン科(プロダクトデザイン専攻)卒〉







 

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