阿佐ヶ谷美術専門学校

美術とデザインの三年制美術学校(東京都杉並)様々なカリキュラムで美術とデザインを学びます。デザイナー、クリエーター、イラストレーター、アーティスト、作家など様々な分野へのアプローチをサポートします。このサイトはRSS配信を行っております。

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Vol.29 山内 裕太 表示

山内裕太
アサビ時代に、アーティストをサポートする
この仕事に興味を持った。


山内 裕太
Yuta Yamauchi
東京スタデオ勤務


【プロフィール】
1979年、東京都生まれ。'97年3月、私立聖学院高等学校卒業。
'01年3月、阿佐ヶ谷美術専門学校イメージ クリエイション科卒業。
アサビ在学中より、株式会社東京スタデオのアルバイトを行う。
'04年~'06年にか けて、デザイン事務所にグラフィックデザイナーとして勤務。
'07年4月、株式会社東京スタデオの制作部入社。
以来、一貫して美術館などで開催される、各種美術展の会場をつくる業務に就く。
これまでに所属チー ムで携わった主な仕事は、'08年「赤坂アートフラワー 08(赤坂サカス)」、'09年「Stitch by Stitch(東京都庭 園美術館)」、'10年「遊びのなかの色と形展(目黒区美術館)」、'11年「フレンチ・ウィンドウ展(森美術館)」、 「横浜トリエンナーレ2011」など。

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(写真左)「赤坂アートフラワー」での制作風景。 (小沢剛氏の作品の土台を制作)
(写真右)「Stitch by Stitch」での作品制作風景。

東京・駒込に本社を置く東京スタデオは、様々な美術展覧会の会場設営や、そこで展示される美術作品の展示施工などを専門に行っている会社である。山内裕太さんは、その制作部スタッフとして多忙な毎日をおくっている。現代美術の作品は多種多様で、ひとくくりにすることはできない。そのため、山内さんらスタッフには美術に関する幅広い知識が求められる。

「仕事の流れとしては、キュレーター(学芸員)から依頼される場合もあれば、アーティストから直接作品制作の依頼を受ける場合もあります。私たちは、その企画を具現化するための仕事を進めていきます。公立美術館の場合は、いわゆる入札を経て仕事を獲得していくという流れになります。いずれにしても、企画意図をしっかりと捉え、咀嚼することが重要です」展示される作品は平面作品なのか、立体作品なのか、あるいはインスタレーションなのか。山内さんたちは入念な打ち合わせを行い、最良の会場づくりを行っていく。必要なものは何か、どのような素材がいいのかなどを検討。もちろん、会場の図面作成も山内さんの重要な仕事だが、現場に行ってから変更や調整が必要なこともあるという。「限られた時間の中で、ベストな答えを出すことにもやりがいを感じる。何よりも、同じ仕事が一つもないという面白さがある」と話す。

そんな山内さんにアサビ時代のことをお聞きした。「私が学生のとき、アーティストの小沢剛さんが講師をしていました。小沢さんの制作ボランティアとして手伝いに行ったときに、会場施工をしていたのが東京スタデオでした。私自身もずっと平面作品をつくっていたのですが、発表の場をサポートするこんな仕事もあるのかと興味を持ち、アルバイトをさせていただいたという経緯があります」

最後に、後輩たちへのメッセージをお願いした。「私はイメージクリエイション科だったのですが、コンピュータの授業も受けていました。いま、図面作成ソフトを使っていて、その操作方法は仕事をしながら覚えていったのですが、コンピュータの基礎を習得していたので随分助かりました。その他、先生や友人から刺激を受けたり、人とのコミュニケーションの大切さも学びました。やはり、いろんなことに目を向け、知識を吸収することが大切なのではないでしょうか」



2011年9月27日







 

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