基礎学年(1年生)
カワノさん


大学をやめてアートを目指す

絵を描くことは趣味の範囲だったので、進路の選択肢には入っていませんでした。高校は九州の大分の進学校で、そこから人文系の大学に進みました。
大学入学後しばらくしてから体調を崩してしまい、実家に戻り1年以上休学してしまいました。体調も回復し、復学するか親と相談したところ「一度立ち止まったんだから、考え直してみるのもありなんじゃないの」と言われたんです。その時に色々な大人の人と知り合ったのですが、好きなことをやって生きている人たちがいっぱいいて、「好きなことをやっていいんだ」と思ったんです。その時に自分が好きだったことがアートだったんです。

アートを学べるのがアサビだった

就職しながらアート活動をするという考えもあったのですが、私自身が勉強したり学んだりすることが好きだったので進学することにしました。大学に行くための受験をあらためてするのはしんどいので、専門学校を探していたのですが、九州ではデザインの学校はあってもアートが学べる学校がなかったので東京で探すことにしました。

いろいろな学校のオープンキャンパスに行きました。その中でアサビは、都会の中なのに穏やかな雰囲気で、訪れた時に嬉しくなってしまいました。ホームページで見たイメージクリエイションコースは、とても面白そうで自由さを感じました。学校案内のパッケージもすごくおしゃれで、夏の案内ハガキがうちわになっていたり、アサビしんぶんもワクワクしながら読みました。
また、ホームページの社会人入学者インタビューは何度も読みました。載っているみなさんは将来のビジョンを持っていてかっこいいなと思いながら、私が2年生、3年生になった時にそう思えるようになりたいと思いました。

クラスメイトはライバル

今、入学してから2ヶ月ですが、めちゃくちゃ楽しいです。そして、みんな本当に優しいです。大学では、将来自分が何をするかが曖昧な人が多かった印象なのですが、アサビではみんなある程度同じ方向を見ていると思うし、みんなライバルになるんだと思っています。講評で人の作品を見るたびに悔しくて「あれをしたかった」「あの技術が欲しい」って思っています。

どういう形になるか分かりませんが、将来はアーティストとして表現を続けていきたいです。


カワノさんの1年生前期演習課題作品 左:立体造形演習「頭にかぶれる立体物」
中:平面構成演習「自分の広告」
右:描写表現演習「自然物や人間をモチーフにした再構成」



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