非日常な空間を作る!バルーンアート、今年も開催!

いつもの中庭をアート作品で埋め尽くす、イメージクリエイション演習1企画制作「バルーン・プロジェクト」が今年も開催されました。
担当はイメージクリエイション科の科長・福田由紀夫先生と、ニシモトタロウ先生。

この授業では身近なものを拡大させ、中庭を非日常の空間にする「スケールの拡張」を目的としたもの。
個人またはグループで企画を練り、ミニチュアや展開図を制作してから、3週間かけてビニールシートを電気コテで繋ぎ合わせる作業を行いました。
いよいよ空気を入れて膨らませる当日、中庭のどこに配置するか、風に飛ばされないようにどう固定するかなど細かい調整もありつつ、最初はうまく膨らむか不安そうだった学生たちでしたが、無事に膨らんで一安心。
時折、つなぎ目が破れて空気が抜けてしまうハプニングもありましたが、福田先生が素早く養生テープを持ち出して破れた部分をつなぎ合わせて事なきを得ました。
地面だけでなく屋根の上や、中庭に浮いているような配置、通路いっぱいに広がったバルーンアートに、「すごい」「かわいい」などの声も上がり、通りがかりの他学科の学生や先生方も、中庭に突如現れた非日常空間を楽しんでいた様子でした。
イメージクリエイション科では、今回のようなバルーンアートの他にも、10mの紙に絵を描いたり、個別に映像制作や平面作品、インスタレーションなど型にとらわれない表現を学んでいます。
2017/06/20