映像制作の現場に立つ!「映像表現」の授業をご紹介

映像メディアコース「映像表現」の授業をご紹介します!
講師は映画監督の中嶋 莞爾(なかじま かんじ)先生。
この授業では、撮影の基本的な流れを学ぶと共に、コミュニケーション力やチーム力を培うことを目的としています。
今回は2年生が中嶋先生の指導のもと、短編映画の撮影に挑戦。
監督・キャスト・音声・カメラマンなど役割を自分たちで分担して、中嶋先生が書いたシナリオを映像化します。
撮影機材の使い方や、照明のセットなど、はじめは戸惑っていた2年生たちでしたが、昨年同じ授業を経験した3年生からのサポートもあり、だんだん自分たちで工夫したり、声を掛け合いながら撮影を進めることができました。
4回にわたって行なわれた撮影では雨の日もありましたが、窓に施したライティングの効果で映像内では安定して晴れを表現。カメラが移動しながらキャスト(役者)を撮る場面では、映像がブレないようにカメラマンが車椅子に座り、補助者がゆっくり後ろに引いていく方法がとられたり、さまざまな撮影手法を学びました。
キャストのちょっとした言葉の抑揚、動き方のテンポ、またカメラでの場面の切り取り方によって映像の雰囲気がガラリと変わり、苦戦する場面もありましたが終始楽しそうに撮影していました。

これから編集作業を経て、一本の映像作品になります。
2019/06/11