アサビの学園祭「ASABI FESTA 2025 A Drop of Wonder」は、10月25日(土)・26日(日)の2日間にわたり開催されました。
教室では各コースの授業課題展示や学生による自主制作グッズの販売が行われ、中庭には1年生(FY)後期専門基礎クラスによる飲食屋台が並び、終日にぎわいを見せました。あいにく両日とも雨に見舞われ、肌寒い天候となりましたが、展示やマーケットには多くの来場者が訪れ、学生自身も互いの作品や表現に刺激を受けた2日間となりました。

校内は個性豊かな空間演出や装飾が施され、限られた環境の中でも一人ひとりの発想が光る展示が展開されました。
中でも以前の卒展でも好評だった「ピーリングアート」は、駅などで見かける“ピールオフ広告”をもとにした企画で、壁に貼られたブラインド型のノベルティを来場者が1枚ずつ剥がして持ち帰ることができます。すべて剥がし終えると下に描かれたアートが現れる仕掛けになっており、今回のフェスタでも多くの来場者が楽しんで参加していました。
今年のテーマ「A Drop of Wonder」には、ひとりひとりの中に生まれる小さな“ひらめき”が、やがて驚きや感動へと広がっていくという想いが込められています。メインロゴは、学生や教職員を対象にしたコンペ形式で募集され、多様なアイデアの中から選ばれました。
その言葉どおり、テーマに沿った表現が随所に見られ、学生たちの創造のしずくが集まった、雨にも負けない輝きを放ったフェスタになりました。
フェスタ委員会を中心とした学生たちの企画・運営により、今年も無事に開催を終えることができました。ご来場くださった皆さまに心より感謝申し上げます。 来年の「ASABI FESTA」にも、どうぞご期待ください。