高円寺駅から徒歩5分程度の場所にある劇場「座・高円寺」にて
“みんなのリトル高円寺 発見！！！〜もしも○○をつくれるとしたら〜”を開催中です。
劇場内に作られた仮想の町を、自由に探索したり、変化させたりして楽しむ親子で参加できるこのイベント。
多くの親子連れの方々が開場を待っていました。
開場し、劇場内の町中へ入ると、子供たちは早速中心にあるダンボール山に登って、町を見渡したり
色紙や輪ゴムを使って花を作ってダンボールの木に花を咲かせたり思い思いに町を楽しんでいました。
本校イメージクリエイション科(2004年)卒業生のしらくまいく子さんは、このイベントのプログラムデザインを担当。
「大人が考えに、子供たちを嵌め込みたくない。人は自分一人でモノを作り上げる事もできるけれど、子供たちに、みんなで作り上げるという体験をして欲しい」というオーダーを受け
しらくまさん含め3名のプログラムデザイン担当者さんで
子供たちがその場にあるものを使ってなにかを作ったり自由に遊ぶ事によって、変化してゆく町を作り上げました。
子供たちが自由に創造するためにダンボールの木は床に固定せず、資材にできるようにしたり、劇場内の町にも「時間の流れ」や「天候」によって変化をつけてみるなど
たくさんのアイディアが詰め込まれています。
また、開催期間中は子供たちの手によって町が変化し続けるので、毎回違う町を楽しむことができるのも魅力です。
ライター、詩人、音楽活動、ぬいぐるみ制作、ワークショップの開催…様々な顔を持つ、しらくまさんは
今後、ジャンルの違う制作をひとつにつなげたものが制作できればとお話してくださいました。
これからの活躍にも目が離せません。
