木工房機材実習でスツールを制作

アサビには設備としていくつかの工房があります。その中で木工房は大型の木工加工機械をはじめ、ものづくりのための機材や工具が充実しています。しかし、機材や工具の使用には危険性もともないます。特に大型機械は操作方法をおぼえ、正しい使い方をしないと大怪我をしてしまいます。

1年生のイメージクリエイション基礎では、学生が今後のものづくりを効率的におこなえるように、木工房の使用の仕方と、機材の正しい使い方を習得するために、3日間かけて木材を使ったスツール(椅子)の制作を、授業の中でおこないました。

木工になれている学生、初めて電動工具を使った学生が揃って作業をする中で、安全に配慮し、木工房管理者のインストラクターの先生の指導のもと、助手2名が学生の作業をサポートしました。渡された図面を見ながら、木材を切って、削って、加工しながら、スツールを組みあげて行きます。全員、同じ部材で同じサイズですが、座面の形はそれぞれ自由に仕上げました。

組立は無事完成し、あとはイメージクリエイション基礎の学生それぞれが、個性的な塗装で仕上げてくれることを楽しみにしたいです。
2022/10/19