【VDコース】印刷アトリエ「atelier gray」で校外授業

株式会社 加藤文明社印刷所は、東京・千代田区で100年続く、教科書や書籍を中心とした印刷会社です。同社の印刷工場である新宿生産センターには、様々なクリエイターとともに、アイデアやプロダクトをカタチにしていくコラボレーションスペースとして、印刷アトリエ「atelier gray(アトリエグレー)」が併設されており、本づくりに関するプロと相談しながら、その場で制作をすることが可能です。

今回、視覚デザイン(VD)コースでは、エディトリアルデザインの授業の一環として、atelier grayに赴き、印刷工場の見学と製本工程のワークショップの体験をおこないました。

スタッフの方の説明を伺い、版を使って印刷されるオフセット印刷機と、版を使わず紙にインクを直接噴射するデジタル印刷機を見学し、実際の印刷工程を学ぶことができました。ワークショップでは学生がグループに分かれ、製本工程の一つである折り加工を体験。大きな一枚の紙を正確に折る作業は難しかったのですが、スタッフの方にサポートをしていただき、全てのグループが無事に完成させることができました。

一冊の本をつくるための過程を、学生たちはより深く学ぶことができました。今回の校外授業で学習したことを、今後の課題や自主制作に、是非活かしてほしいと思います。

取材協力:株式会社 加藤文明社印刷所(https://www.bunmeisha.co.jp/
ateliergray(http://ateliergray.jp/#
*加藤文明社様のnote記事にて、今回の見学訪問についてご紹介いただきました。
https://note.com/atelier_gray/n/nd095b41acd6e
2022/11/16