ICコースが山梨県で合宿授業。作品展示をおこないました

新型コロナ感染症の収束の兆しを受けて、アサビでも校外実習など外に出る授業が活発化してきました。IC(イメージクリエイション)コースも、山梨県北都留郡小菅村で4年ぶりの合宿を6月10日(土)から11日(日)にかけておこないました。
小菅村は東京都心から約2時間、人口740人、95%が森林でおおわれた自然豊かな場所で、多摩川の源流を求める登山や、自然の中でおこなうアクティビティを楽しむ人が訪れます。宿泊施設やキャンプ場も多く、観光のポイントとして「道の駅こすげ」と、同じ施設内にある温浴施設「小菅の湯」が人気です。
今回の合宿は3年生の「イメージクリエイション演習」授業の一環として、道の駅こすげから作品を持って村内を周り、翌日に小菅の湯の施設内で作品展示をおこないます。
学生16名はアサビに集合し、自分の作品を貸切バスに積み込み、コース長の高田綾菜先生、教科助手と3名の非常勤講師と共に小菅村に向かいました。道の駅こすげに到着し、各自が自分の作品を持って小菅村を練り歩く「パレード」をおこないました。
パレードは、翌日に小菅の湯の施設内で開催する展覧会の告知と、自分の作品を持ちながら村の人と触れあうのが目的です。学生はすれ違う村の人たちに挨拶したり、話しかけて作品と村の人を一緒に撮影をさせてもらったりしながら歩いていきます。途中、箭弓(やぎゅう)神社で休憩をとって記念撮影。小菅の湯まで戻り、翌日の展示の準備をおこないました。ここで初日の予定は終了。各自温泉に入浴したあとに宿泊先である平山キャンプ場に向かいました。
キャンプ場では先生方が調理したカレー&ハヤシを食べ、キャンプ場が用意してくれたキャンプファイヤーを囲んで踊ったり、花火をしたり、合宿の夜を楽しみました。
2日目の朝はキャンプ場で朝食をとり、小菅の湯に向かい展示準備をします。10時から会場である「待合処けやき」で展覧会を開始。会場入口に学生が立ち、小菅の湯にきたお客さんに声をかけて来場を促します。東京から来た専門学校の展覧会に興味を持ったお客さんが足を運んでくれます。展覧会はわずか2時間で終了しましたが、普段の展示では接することのない世代の来場者の反応に触れることができ、この2日間で学生たちが得た収穫は確実にあったのではないでしょうか。
今回の合宿にあたり、道の駅こすげや小菅の湯を運営する「小菅村をもっと楽しくおもしろくする会社」である、株式会社源(みなもと)様にご協力いただき、宿泊、展覧会を実施することできました。
作品の搬出を終え、荷物を帰りのバスに積み込んで全員が乗車したところで、お世話になった株式会社 源の寺田様からご挨拶をいただき、バスは小菅村を後にアサビに向かったのでした。

株式会社源:http://kosugeminamoto.jp/
2023/07/11