【インターン】 ってどんなことをしてるの? イラストメイキング・投稿マガジン 「S」 編集部

みんなが気になるインターンについて、視覚デザイン科・諏訪朱里さんにイラストメイキング・投稿マガジン「S」編集部にインターンとして入社した経験を聞いてみました!

インターンに入ったきっかけは?
諏訪さん「もともと中学生の時から「S」には投稿していて、高校生の時に「S」編集部主催のお絵描き合宿に行きました。そこでアサビの卒業生「壱太助丸」さんや編集長と知り合いになったんです。それから、「壱太助丸」さんと同じ展示に参加したりして仲良くなりました。「S」にインターンの応募が載っていて知り合いもいるし応募してみよう、と思ったのがきっかけです。」

インターンではどんな事しているの?
諏訪さん「いろいろやらせてもらいましたが、たくさん送られてくるイラスト(ダンボールに2〜3箱くらい!) を企画ごとに仕分ける仕事や、投稿された数百もの作品をスキャンし、レイアウトの指示を添えて印刷所に送る仕事、投稿作品の審査会のスタッフなどをしていました。
膨大なデータから企画に沿った画像資料を探すこともありましたね。(作業にかかった時間を伺うと、なんと4時間!)そんな地道な作業を経て冊子が出来上がります。
インターンを通して、投稿している作家さんと知り合いになったり、同じインターン仲間もできて人脈が広がりました。
「S」の編集部は編集部長を含めて基本的にお互いを「ペンネーム」で呼び合うフランクな雰囲気で、とても楽しいです。」

インターンに応募する前に気をつけることは?
諏訪さん「私のインターン先である「S」編集部は、会話の中に作家さんの名前が飛び出すこともありました。私は今でも「S」にイラストの投稿をしているのでついていけましたが、全く何も知らないで応募していたらついていけなかったかもしれません。
もし、インターンをするのであれば、ある程度インターン先の会社のことを知ってから応募するのがいいと思います。」

インターンをやってみてどうだった?
諏訪さん「将来的にフリーランス・個人での活動を目指していても、社会に出る経験はしておいた方がいいと思います。
個人と会社の違いとしては、個人は作品の値段を自分で決められますが、仕事をもらうために「自分で営業活動」をしないといけません。
会社では仕事をもらえること、そして宣伝力があることが個人とは大きく違いますし、個人とは違った人脈が広がることもあります。
私はインターン先の「S」編集部で人脈が広がりましたし、なにより、いろいろと挑戦させてもらえました。」

“企業で働くイメージ”が持てるようになったり、外からは分からない職場の雰囲気も知ることができたりと、貴重な経験を積めるインターン。
自分が働きたいと思う職種や分野を調べるのはもちろんですが、諏訪さんのようにインターンとして実際に働くと視野を広げることにもつながりますね。
「S」編集部さま、諏訪さん、貴重なお話をありがとうございました!
2017/11/22