視覚デザイン科快挙!街路灯フラッグと防犯ポスターデザイン ダブル採用!

今年、視覚デザイン科2年生の課題として、杉並区の荻窪「天沼協和会」の街路灯フラッグのデザインを行いました。
どれも力作ぞろいでしたが、今回、大工 碧(だいこう みどり)さんのチョウチンアンコウをモチーフとした作品が採用されて、実際に商店街で使用されています!
さらに、杉並区の「防犯ポスター」のデザインも採用されるという快挙を成し遂げた大工さんにインタビューしました!

ーまずは採用おめでとうございます!制作はどの様にすすめたのでしょうか?

大工さん「課題を進めるにあたって、実際に商店街に足を運んでみたのです。商店街は老若男女いろんな方が通るので、多くの方に親しんでもらえる様なフラットで可愛い感じに、でも街の落ち着いた雰囲気に合わせて騒がし過ぎない様に気をつけて制作しました。」

ーチョウチンアンコウをモチーフにしたきっかけは何でしょうか?

「下見に行った時、街灯が新しく設置されていて見た時に形がチョウチンアンコウの光っている部分に見えたんです。
なので”チョウチンアンコウと照らし合わせたら面白いかな”と思って。
チョウチンアンコウを図鑑やネットで調べながら今回のデザインになっていきました。」

ーラフスケッチも見せてもらいました。

大工さん「どこまでリアルなチョウチンアンコウをフラットで可愛いデザインにするか考えながらシルエットにしたり、単純化しています。
ここまでデフォルメしたイラストを制作するのはフラッグデザインが初めてで、全ての作業をIllustratorのパスで試みたのも初めてでした。なので、私のフラッグが採用された時、それも含めてびっくりしました。
キャッチコピーの案は、気持ちのいいリズムで覚えてもらえる「七・五調」で作りました。
「七・五調」自体はたまたま何かでやっていたのを覚えていて、キャッチコピーで使ってみようと思って。」

ー1つのものを作る際、いろんな事を考えたり調べているんですね。

大工さん「よく調べた方が説得力のあるものができると思っています。
デザインは「伝えること」が主体なので、自分の好きなようにやっているだけでは相手には伝わらないこともある。
相手に伝えやすいものを作るには、自分が作るものを色々と調べてから組み立てた方が、より説得力のあるものができるな、と。先生もよくそう言っているので。」

ー課題も意欲的に取り組んでいる大工さん、なんとフラッグデザインだけでなく、杉並区の「防犯ポスター」のデザインも採用されたんですよね。

大工さん「自転車盗難防止ポスターが採用されました。
写真をPhotoshopで合成した作品です。昔から、PCを使った作業が好きだったので合成も楽しかったです。
盗難は犯罪ですよ、ということで自転車と手錠を組み合わせてみました。ド直球なイメージを作ったんです。それが良かったみたいで。
家にある自転車と、オモチャの手錠を買って着けてもらったものを撮影して合成しています。 合成もここまでやって提出したのは初めてで、それもびっくりでした。」

ーこれからどんなものを作っていきたいですか?

大工さん「課題では”相手に伝わりやすいデザイン”と”自分のやりたいこと”のバランスをとって制作していますが、同時進行で”自分のやりたいこと100%”のイラスト作品をデザインフェスタにも出展していました。
手に取ってくれるお客さんもたくさんいてすごく嬉しかったので、学外の出展もしていきたいと思っています。
今後は、課題でも自主制作でも、人の印象や記憶に残りやすいものを作っていきたいです。イラストの仕事をすることが夢なので、デザインの技術も磨いていきたいです。」

インタビューをしていて大工さんは何事にも真摯に取り組んでいる姿勢が印象的でした。これからの活躍も楽しみですね!
2018/09/14