絵を通して自分の意識や社会と向き合い、それぞれの表現を確立していきます。油彩、版画、古典技法、デジタル描画などの技術を身につけ、自分の表現方法で活躍できる人材を育成。自由度の高い環境で、描く力で社会に貢献できる能力を養っていきます。

目指せる職業

  • 画家
  • 版画家
  • 図鑑画家
  • 挿絵画家
  • 絵本作家
  • 造形制作会社
  •  
  • アニメーター

絵画表現コースのカリキュラム

  • 古典技法画
  • 油彩画(人物・静物)
  • 日本画
  • 絵を知る
  • 絵を生かす
  • 版画(銅版画)
  • 版画(シルクスクリーン)
  • 総合制作

授業ピックアップ

古典技法
絵画を支えている支持体や、地塗りと、絵の具の特徴を学んでいきます。特に中世絵画のなかでのテンペラ画を通して、自らの制作に活かすことを試みます。
油彩画
油彩画の可能性を理解するため、伝統的な考え方や方法に基づいて静物画や人物画を制作。絵の具の明度・彩度・色相を自由にコントロールできて、安定した構図と正確な空間やボリュームを表現することが最終目標です。
版画
版画の技法を習得・応用し、自身の表現を確立。版画とその他の手法を用いた併用技法を習得し、版を使用した表現を目指します。卒業制作へ向けて、シルクスクリーンおよび銅版画の版画技法を応用していきます。
日本画
基本的な技術を踏まえながら、オリジナルな表現へ結びつけることが目標です。画材(和紙、膠、顔料、箔など)の使い方や、絵の中の空間のつくり方、下図、骨描き、彩色など、日本画ならではの制作方法を学びます。

時間割の例



学生作品

毛嘉逸

踊っている時の空気の密度
夜と朝の一秒の隙間で踊りたい。
目を閉じて踊りたい。
土も、花も、鳥も息を吐き始めそうな瞬間、
白い光がひらひらと落ちてくる、
墨色の瞳に。

太田菜友

満ち潮と共にふたたび
カンヴァス・油彩
h1,303×w1,620mm

戸田彩楓

イタイタイ、気持ちは陸に打ち上げられた深海魚
体調不良の様子を描きました。

カンヴァス・油彩
h1,620×w1,303mm