視覚デザイン科2年生「カヤノキファームプロジェクト」 南相馬市の方々を招いて、学園祭でプレゼンテーション!

福島県南相馬市にある「カヤノキファーム」は、東日本大震災での被災後に6次産業化*で商品の開発などに取り組むなど、地域の復興に尽力している農場です。*(農林漁業本来の1次産業に、2次産業〈工業・製造業〉と3次産業〈販売業・サービス業〉を取り込み、1×2×3次産業から6次産業と呼び、生産物の価値を高めること)
「クリエイティブの力での社会貢献」を試みるプロジェクトを実施しているアサビの視覚デザイン科では、このたび、南相馬市と交流都市である杉並区からの「南相馬復興支援プロジェクト」の一環として、ファームの広報デザインや商品パッケージデザインなどを提案することになりました。
7月にカヤノキファームの代表である只野孝一さんをはじめ、南相馬市の方々にご来校いただいてのオリエンテーションからスタート。商品や背景のリサーチから企画を立て、9月には有志学生で現地の取材・撮影もおこない、学生それぞれ様々なアプローチでのデザイン制作に取り組んできました。
10月の学園祭であるアサビフェスタにおいて、その成果として、広告、商品企画やパッケージデザイン、リーフレットや販売促進ツールなどを展示しました。会場には代表の只野さん、南相馬市の方々を招き、学生全員が自分の作品のプレゼンテーションを行い、大きな興味を持っていただけました。今後これらのデザインをどう活かしていくか、プロジェクトは継続して展開予定です!
2018/11/01