本校の教科助手は、教職員や学生から「助手さん」と呼ばれ親しまれています。科やコースに所属して授業や学生のサポートをする業務をおこないながらも、個人の制作活動をおこなうことも認められています。5月10日～22日にかけて人形町のギャラリー、ヴィジョンズで助手さん10名の作品展「THE OTHER FACE」が開催されました。

今回の発起人である、視覚デザインコース助手であり彫刻家でもある田中雄斗さんに話をうかがいました。「学生からすると、助手は何をしている人かはわからないと思います。3年の契約の中で、外でもクリエイティブな活動をしなくてはならないと思うので、それを学生にみてもらいたいと考えました。また、人形町にヴィジョンズという良いギャラリーがあり、学校関係の施設なので学生にも知ってもらいたいと思いました。本校の学生は安く使用できます。実は助手同士でも、お互いがどんな創作をしているのかを良く知りませんでした。これを機にお互いのクリエイターとしての一面を知ることができて、とても刺激になりました」

会場では、それぞれが異なるジャンル、多種多様な創作活動の成果が展示され、本校関係者や学生からも評判の高い展覧会となりました。