12/5(火)より人形町Vision’sで行われている研究科の展示に行ってきました！
研究科では、杉並区と災害時相互支援協定を結んでいる福島県南相馬市との交流をベースに、共同プロジェクトを行っています。そこで今回の展示では、研究科生6名の研究修了制作作品と共に、南相馬市を訪問して行ったフィールドワークと藍染サークルの活動応援プロジェクトの展示をしました。

伺った日は、ちょうど講評日。研究科の先生と、南相馬市との共同プロジェクトをつなげてくださっている南相馬市職員の方も参加されたこともあり、生徒達は良い緊張感をもって制作意図やポイントをプレゼンしました。
生徒の専攻分野が様々なので、銅版画や、デジタルイラストと立体を合わせた作品など、表現方法も様々でした。今までデジタルイラストは描いていたが、今回初めて、スマートフォン用の対戦カードゲームを想定した作品を制作した学生もおり、修了制作展への意欲が伺えました。
留学生は、中国と日本の文様の違いから発想を得たものや、いろんな民族の死生観から発想を得たものまで、改めて日本についてや自己と向き合える作品となっていました。

福島県南相馬市でのフィールドワークレポートでは、南相馬市の地図を使いながら訪問時のレーポートと写真を展示し、学生が描いた可愛いイラストで説明してあります。
藍染サークルの活動応援プロジェクトの展示では、南相馬市へ行く前に学校で制作した化学染料の藍染作品と、南相馬市で制作した藍染作品が展示してあります。 こちらも可愛いイラスト付きで藍染の制作過程が説明されており、化学染料では濃い色で作品が出来上がりますが、自然の藍を使うととても淡い色合いで、優しい風合いになります。藍染制作では、完成のイメージがつかず面白かったそうです。
藍染の模様が一人一人違い、展示では楽しい雰囲気が伝わってきます。

12/9(土)15:00〜16:30にはクロージングイベントを行います。
生徒も参加しますので、ぜひこの機会に作品のことなど聞いていただければと思います。